年末年始の帰省ドライブ準備ガイド【2026-27】|渋滞・雪道・子連れのチェックリスト

年末年始の帰省ドライブ準備ガイド【2026-27】|渋滞・雪道・子連れのチェックリスト
📅 2026年10月更新:本記事の内容は2026年10月時点で見直しています。価格・在庫・サービス内容は変わることがあるため、最新情報はリンク先でご確認ください。
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タピ
タピ

ドラさん、今年の年末年始は、子どもを連れて車で実家に帰ろうと思うんです。何から準備すればいいですか?

ドラ
ドラ

いいね。冬の帰省ドライブは「渋滞」「雪道」「家族の安全」の3つを分けて考えると整理しやすいよ。

タピ
タピ

渋滞予測って、もう出ていますか?

ドラ
ドラ

11月4日の時点では、2026-27年の年末年始の予測はまだ発表されていないんだ。昨シーズンは11月26日に出ていたから、それまでにできる準備から進めておこう。

年末年始は、高速道路がいちばん混む時期のひとつです。しかも帰省先や途中の道で雪が降ると、冬用タイヤ規制やチェーン規制、場合によっては通行止めに出合うこともあります。子どもを乗せていれば、トイレや休憩、チャイルドシートの準備も欠かせません。

この記事では、NEXCO各社・国土交通省・警察庁・JAFの公式情報をもとに、年末年始の帰省ドライブで確認しておきたいことをチェックリストの形でまとめました。渋滞予測が出るタイミングと見る場所、昨シーズンのピーク日、冬用タイヤ規制とチェーン規制の違い、冬に積んでおきたい物、給油と休憩、チャイルドシートの決まり、そして雪で立ち往生したときの一酸化炭素中毒の防ぎ方まで、順番に見ていきましょう。

※情報は2026年11月4日時点に各機関の公式ページで確認した内容です。2026-27年の渋滞予測や規制区間は、発表後に必ず最新の情報を確認してください。確認できなかった項目は「未確認」としています。

📌 この記事の結論

  • 2026-27年の年末年始の渋滞予測は、11月4日時点で未発表。昨シーズンはNEXCO東日本・中日本とも2025年11月26日に発表
  • 昨シーズンの予測では、NEXCO東日本(関東)は上り・下りとも1月2日(金)が最も混雑。NEXCO中日本の実績(速報)では、下りは12/26・12/29・1/2、上りは1/2がピーク
  • 冬用タイヤ規制は4WDでも冬用タイヤかチェーンが必要。チェーン規制はスタッドレスでもチェーンがないと通れない
  • 車載品はNEXCO中日本の例でスコップ・ロープ・ブースターケーブル・長靴・懐中電灯・防寒具など。JAF Mateは携帯トイレを最低10回分と案内
  • 雪で立ち往生したら原則エンジンを切る。JAFのテストでは、マフラーが雪で埋まると約22分でCO濃度が測定上限の1,000ppmに
  • 6歳未満はチャイルドシートが義務(道路交通法第71条の3第3項)。6歳以上でもシートベルトが合わなければ使用を

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年末年始の渋滞予測はいつ出る?2026-27年はまだ未発表

11月4日時点では未発表。昨シーズンは11月26日

まず、いちばん気になる渋滞予測です。2026年11月4日の時点で、NEXCO中日本のニュースリリース一覧には2026-27年の年末年始の渋滞予測はまだ載っていません(掲載されていたのは10月までのリリース)。NEXCO東日本のプレスルームは確認時にページが開けなかったため、同社の発表状況は未確認です。

参考になるのが昨シーズンの発表時期です。2025-26年の年末年始は、NEXCO東日本(関東支社)もNEXCO中日本も、2025年11月26日に渋滞予測を発表していました。予測の対象期間は2025年12月26日(金)〜2026年1月4日(日)の10日間でした。今シーズンも、発表されたら各社の公式サイトで確認しましょう。

渋滞予測と交通情報を見る場所

見る場所 何がわかるか
NEXCO各社のプレスルーム・ニュースリリース 年末年始の渋滞予測(発表日・対象期間・ピーク日・主な渋滞箇所)
ドラとら(NEXCO東日本の案内) 渋滞・規制のリアルタイム情報
ドラぷら ルート・料金の検索、SA・PAの情報
iHighway中日本 NEXCO中日本管内の交通情報(降雪予測やライブカメラの案内もあり)

※NEXCO東日本 関東支社「年末年始の渋滞予測」(2025年11月26日)、NEXCO中日本の公式ページの案内をもとに編集部が整理。

NEXCO東日本は、昨シーズンの発表で「渋滞予測を参考に混雑を避けた分散利用のご協力をお願いします」、「出発前に最新の交通情報をご確認ください」と呼びかけていました。予測は「いつ出発するか」を決める材料、当日の交通情報は「今どう動くか」を決める材料、と使い分けるのがコツです。

タピ
タピ

予測が出るまで、出発日は決めないほうがいいですか?

ドラ
ドラ

仮の候補日を2つくらい考えておいて、予測が出たら混雑の少ないほうを選ぶ、というやり方がおすすめだよ。

昨シーズン(2025-26年)の予測とピーク日

今シーズンの予測が出るまでは、昨シーズンの公式発表が目安になります。ただし、曜日の並びや連休の長さは年によって変わるので、そのまま今年に当てはまるわけではありません。

昨シーズンの渋滞予測(2025年11月26日発表)

NEXCO東日本(関東) NEXCO中日本
対象期間 2025年12月26日(金)〜2026年1月4日(日) 同左
下りのピーク 1月2日(金) 1月2日(金)
上りのピーク 1月2日(金)(1/2〜1/3に集中) 1月2日(金)・1月3日(土)
10km以上の渋滞(予測) 111回(下り42・上り69)。前年の実績は116回 上下線の合計98回
目立つ渋滞 30km以上は4回(すべて上り)。見出しでは最大35km 12/30(火)東名 下り 綾瀬スマートIC付近 最大25km、1/3(土)東名阪 上り 鈴鹿IC付近 最大30km

※NEXCO東日本 関東支社・NEXCO中日本の発表(いずれも2025年11月26日)より。

NEXCO東日本は、昨シーズンは年始の休みが木曜〜土曜で週末につながるため、年始の混雑が起きやすいと説明していました。また、休日割引が適用されない日(昨シーズンは12月27日・28日と1月1日〜4日)があった点も覚えておきたいところです。今シーズンの適用除外日は、発表で確認してください。

昨シーズンの結果(NEXCO中日本の速報)

NEXCO中日本は2026年1月6日に、年末年始の交通状況の速報を発表しています。

📊 NEXCO中日本の速報(2025年12月26日〜2026年1月4日)

  • 交通量は2024年度と比べて102%
  • 10km以上の渋滞回数は2024年度と比べて107%、上下線の合計95回
  • 渋滞のピークは、下りが12月26日(金)・12月29日(月)・1月2日(金)、上りが1月2日(金)
  • 北陸地方版では、最長の渋滞が1月3日(土)15時ごろの北陸道 上り 南条SA付近で7.3km。原因は「冬用タイヤ装着確認」

北陸道の例のように、雪の多い地域では冬用タイヤの装着確認が渋滞の原因になることもあります。冬用タイヤを付けていれば確認はスムーズですが、付けていなければその先に進めません。雪国へ帰省する人は、タイヤの準備がそのまま「渋滞対策」にもなると考えておきましょう。

なお、JAFによると、2024-25年の年末年始(2024年12月28日〜2025年1月6日)のロードサービスの受付は全国で8万5337件(速報値、前年比113.8%)でした。JAFは、日本海側を中心とした寒波と大雪が影響したとしています。2025-26年の件数は、今回は確認できませんでした。

お盆の帰省と比べたい人は、お盆の高速道路 渋滞回避完全ガイド【2026年】も参考にしてください。

大雪が予想されるときは「出かけない・ずらす・迂回する」

年末年始は、帰省の日程が雪の日と重なることもあります。NEXCO中日本は、2026年10月28日に発表した2026年度の冬期交通確保の取組みで、雪への対応の基本方針を「人命を最優先に、幹線道路上で大規模な車両滞留を徹底的に回避する」としています。

そのため、大雪が予測されるときは予防的通行止めが行われることがあります。2026年度は、大雪が予測される区間だけでなく、その前後を含む周辺区間まで広く通行止めにする場合があると説明しています。目的は、大雪の区間の手前に車が集まって渋滞するのを防ぐことです。

🚗 NEXCO中日本からのお願い(2026年度)

  • 「早めの冬道装備の準備、お出かけ前の交通情報の確認をお願いします。」
  • 大雪のときは「外出をお控えいただくか、降雪エリアを避けた広域的な迂回、出発時間の変更などをお願いします。」
  • 「お出かけ前、ご利用中も最新の情報をご確認のうえ、安全運転に心掛けていただきますようお願いします。」
  • 携帯電話での情報確認は、走行中ではなくSA・PAで

JAF Mateも、大雪のおそれがあるときは、出発前と走行中に気象・道路情報を確かめ、不要不急の移動を控えるよう呼びかけています。帰省は日程をずらしにくいものですが、雪の予報が出たら「1日早める・遅らせる」「雪の少ないルートを選ぶ」という選択肢を家族で話しておくと安心です。

タピ
タピ

通行止めの手前の区間まで止まることがあるんですね。

ドラ
ドラ

そう。「雪の区間まで行ければなんとかなる」とは限らないんだ。予報が出たら、早めに予定を見直そう。

冬用タイヤ規制とチェーン規制の違い

雪の高速道路で出合う規制は、主に冬用タイヤ規制とチェーン規制の2つです。名前が似ていますが、求められる装備が違います。

冬用タイヤ規制 チェーン規制
どんなとき 雪の状況に応じて実施(走行中に始まることもある) 大雪特別警報や大雪に対する緊急発表が出るような異例の大雪のとき
通れる車 冬用タイヤ(スタッドレスなど)か、タイヤチェーンを付けた車 タイヤチェーンを付けた車だけ
スタッドレスだけ 通れる 通れない
4WD 冬用タイヤかチェーンがないと通れない チェーンが必要
どこで 規制がかかった区間 勾配の大きい峠など、過去に大規模な立ち往生が起きた区間

※NEXCO中日本「冬道の交通規制」、国土交通省の発表(2018年12月10日)より編集部が整理。

冬用タイヤ規制:4WDでも冬用タイヤかチェーンが必要

NEXCO中日本は、冬用タイヤ規制について「冬用タイヤ・チェーンを装着しないと高速道路を走れません!」と説明しています。さらに「四輪駆動車でも冬用タイヤまたはタイヤチェーンを装着していない車は走行できません。」とはっきり書いています。「4WDだから大丈夫」は通用しません。

規制は走行中に始まることもあります。装備がなく、チェーンも持っていなければ、最寄りのICで高速道路を降りることになります。チェーンを持っていれば、最寄りのSA・PAで付けて先へ進めます。また、「装着が必要な装置は、各都道府県によって異なります。」ともされています。

チェーン規制:スタッドレスでもチェーンがないと通れない

チェーン規制は、ふだんなら通行止めにするような大雪のときに、チェーンを付けた車だけ通行を認めるしくみです。NEXCO中日本は「スタッドレスタイヤなどの冬用タイヤを履いていたとしても、タイヤチェーンを装着しなければ走行できません。」と説明しています。規制区間の手前では、チェーンの携行と装着の確認があります。チェーンは駆動輪に付けます。

国土交通省がチェーン規制の考え方を発表した2018年12月の時点では、対象は全国13区間(直轄国道6区間、高速道路7区間)でした。NEXCO中日本の管内では、中央道の飯田山本IC〜園原ICなどの区間と、北陸道の丸岡IC〜加賀IC、木之本IC〜今庄ICが挙げられています。2026-27年シーズンの全国の最新の区間数は、今回は確認できませんでした。帰省ルートに峠がある人は、国土交通省や各道路会社の発表で確認してください。国土交通省は、大雪が予想される2〜3日前に通行止めの可能性を知らせる方針も示しています。

そもそも、雪道を夏タイヤで走るのは違反

JAF Mateは「積雪・凍結路を夏タイヤで走行するなど、無対策で走行する行為は道路交通法違反に該当する。」と書いています。帰省先や途中で雪が降る可能性があるなら、冬用タイヤを付けたうえで、チェーンも積んでおくのが基本です。JAF Mateも備えとして「冬用タイヤの装着とチェーンの携行・早期装着」を挙げています。

スタッドレスの溝とオールシーズンタイヤ

NEXCO中日本は、スタッドレスタイヤは「表面溝の深さが新品の50%以下にまですり減った時」が交換の目安としています。去年のタイヤを使う人は、出発前に溝を確認しましょう。

オールシーズンタイヤ(側面にM+Sなどの表示があるもの)については、「ある程度までは積雪路面にも対応可能ですが」、冬用タイヤよりブレーキの効きが弱く、雪が多いと走れない場合があると説明しています。

チェーンは「着脱場」で。長いトンネルでは外す

チェーンを付け外しするときは、路肩ではなくチェーン着脱場を使います。また、長いトンネルが続く区間ではチェーンを外すよう案内されています(長く使うと切れることがあるため)。雪道では速度規制(時速50〜80km)がかかることもあります。

NEXCO中日本は、チェーンは事前に装着の練習をしておくよう案内しています。雪の中で初めて付けるのは大変なので、家の駐車場などで一度試しておきましょう。チェーンの種類と選び方はタイヤチェーンおすすめ5選|チェーン規制も解説、スタッドレスとの関係はタイヤチェーンとスタッドレスどっちが必要、まだ冬用タイヤを買っていない人はスタッドレスタイヤはどこで買うと安い?をどうぞ。

タピ
タピ

スタッドレスを履いていれば、チェーンはいらないと思ってました……。

ドラ
ドラ

冬用タイヤ規制ならそれで通れるけど、チェーン規制は別なんだ。峠を越える帰省なら、チェーンも積んで、付け方を一度練習しておこう。

冬の帰省で積んでおきたい物チェックリスト

雪道での立ち往生や、渋滞で長時間動けなくなったときに備えて、車に積んでおきたい物を公式の案内から集めました。NEXCO中日本の「冬シーズン到来前にやっておきたいこと」と、JAF Mateの特集(2026年1月2日)の内容です。

分類 積んでおきたい物 出典
タイヤ スタッドレスタイヤ、タイヤチェーン、チェーン装着用のジャッキ NEXCO中日本
雪・氷 雪かき棒(スノーブラシ)、解氷剤 NEXCO中日本
スタック スコップ、ロープ NEXCO中日本
バッテリー ブースターケーブル NEXCO中日本
作業・寒さ ゴム手袋(軍手)、長靴、懐中電灯、防寒具 NEXCO中日本
除雪用具 スコップ、防寒手袋、懐中電灯 JAF Mate
トイレ 携帯トイレ(最低10回分) JAF Mate
飲み物・食べ物 保温ボトルの温かい飲み物(ノンカフェインがおすすめ)、水、チョコ・菓子パン・ようかんなど高カロリーの食べ物 JAF Mate
防寒 防寒着、毛布、冬用の寝袋 JAF Mate
連絡手段 モバイルバッテリー、シガーソケットの充電器 JAF Mate

※NEXCO中日本「冬シーズン到来前にやっておきたいこと」、JAF Mate「大雪で車が立ち往生した時に命を守る三種の神器」(2026年1月2日)より編集部が整理。

携帯トイレは「最低10回分」

渋滞や立ち往生で困りやすいのがトイレです。JAF Mateは「車内でも用を足せるよう携帯トイレを最低10回分は積んでおいてください。」と書いています。別の記事では、内閣府(防災担当)の目安として1人1日5個を紹介し、立ち往生が24時間以上続くことも考えて多めに用意するよう勧めています。家族4人なら、その分だけ数が必要になります。

置き場所は、コンソールボックスや助手席の下など、すぐ手が届く場所がおすすめとされています。車内で使うので、ブランケットやカーテンなどの目隠しもいっしょに用意しておきましょう。携帯トイレの選び方と使い方は車中泊・渋滞用の携帯トイレ・簡易トイレおすすめ5選でくわしく解説しています。

JAF Mateは、トイレをがまんしたり、そのために水分をひかえたりすることがエコノミークラス症候群の一因になるとも書いています。長く同じ姿勢でいるときは、足を動かしたり、ストレッチやマッサージをしたりして血の流れを保ちましょう。

防寒は毛布+電源を使う暖房も

JAFが電気自動車で行ったテスト(山形県、開始時の外気温−8.1℃、5時間)では、毛布だけで寒いときだけエアコンを入れた車は、ヒーターを切って30分ほどは温かいものの、その後は手足の先から冷え、1時間ほどしか耐えられないという結果でした。電気毛布を使った車は、毛布がかからない部分は寒いものの体温は保てたとされています。JAFは、電気自動車で雪の多い地域へ行く場合は毛布や電源ソケットを使う暖房器具を備えておくとよいとしています。

車で使える電気毛布は車で使える電気毛布おすすめ5選で、バッテリー上がりや低温やけどの注意とあわせてまとめています。

バッテリー対策と雪下ろし用具

NEXCO中日本は、冬はワイパーやヒーターでバッテリーを使うためブースターケーブルを積むよう案内しています。救援車がいなくてもエンジンをかけられる道具としては、ジャンプスターターもあります(ジャンプスターターおすすめ5選)。屋根や窓の雪を落とすスノーブラシはスノーブラシおすすめ6選を参考にしてください。

タピ
タピ

携帯トイレって、家族の人数分を考えたらけっこうな数が必要ですね。

ドラ
ドラ

そうなんだ。子どもは急にトイレに行きたくなることもあるから、手の届く場所に多めに置いておくと安心だよ。

出発前に車の点検も

NEXCO中日本は、冬シーズンの前に次のような点検をするよう案内しています。長距離の帰省の前に、ガソリンスタンドやお店で見てもらうと安心です。

🔧 冬前の点検ポイント(NEXCO中日本)

  • タイヤ:スタッドレスの溝が新品の50%以下にすり減っていないか、空気圧
  • バッテリー:寒さで性能が大きく下がる。液量・比重・電圧を確認
  • エンジンオイル:量と汚れ。低温で硬くなるので粘度も確認
  • ウォッシャー液:寒冷地用を、原液に近い濃さで補充
  • 冷却水:濃度が薄いと凍ってラジエーターを傷めることがある
  • ワイパーブレード:すり減ったものは早めに交換
  • レンタカー:スタッドレスやチェーンがオプションかどうか、予約時に確認

NEXCO中日本は、管内のSAのガソリンスタンドで冬の点検やアドバイスを受けられる場合があるとも案内しています。冬用のウォッシャー液は冬用ウォッシャー液おすすめ5選、冬支度の全体像は車の冬支度チェックリスト2026で確認できます。

給油は早め、休憩も早めに

燃料は「早め早め」

NEXCO中日本は、冬道について「早め早めに給油をしましょう。」と案内しています。冬道はふだんより時間がかかり、燃料も早く減るためです。渋滞や立ち往生でエンジンをかけて暖をとる場面を考えても、燃料に余裕をもって走ることが大切です。

休憩は「早めに」。SA・PAを使う

休憩について、NEXCO中日本は「サービスエリアやパーキングエリアを活用して早めに休憩をとるようにしてください。」と書いています。吹雪などで見通しの悪い状態が続くと疲れやすく、集中力が落ちたまま運転するのは危険だからです。

「何時間ごとに休む」という数字の目安については、今回確認した公式ページでは見つけられませんでした。そのため、この記事では時間の目安は示しません。疲れや眠気を感じる前に、早めにSA・PAで休むことを意識しましょう。年末年始はSA・PAも混み合うので、休憩したい場所を出発前にいくつか候補に入れておくと安心です。

🚙 雪道の運転でNEXCO中日本が案内していること

  • 「普段より車間距離をあけて、余裕を持った運転を心がけましょう。」
  • 急なアクセル・ブレーキはスピンのもと。操作は「ゆるやか」「ゆっくり」
  • 見通しが悪いときはハザードランプで周りに位置を知らせる
  • 運転中の携帯電話の操作は法律で罰せられる。確認は安全な場所に止めてから

SA・PAの使い方や夜の運転の注意は高速道路SA・PA攻略と夜間運転、雪道の運転の基本は初めての雪道運転 完全ガイドでまとめています。

タピ
タピ

休憩の時間の目安は、決まっていないんですね。

ドラ
ドラ

今回確認した公式ページには数字がなかったんだ。だから「疲れる前に、早めに」が合言葉。家族と交代で運転できるなら、それも心強いね。

子連れの帰省はチャイルドシートの確認から

6歳未満はチャイルドシートが義務

子どもを乗せて帰省するなら、まずチャイルドシートです。警察庁は、道路交通法第71条の3第3項で、6歳未満の幼児にチャイルドシートを使わせずに運転してはならないと決められていると説明しています。条文は「幼児用補助装置を使用しない幼児を乗車させて自動車を運転してはならない。」です。

例外は、病気のためにチャイルドシートを使わせることが療養上適当でないとき、そのほか政令で定めるやむを得ない理由があるときに限られています。「近所だから」「子どもが嫌がるから」は例外にあたりません。

6歳以上でも、ベルトが合わなければ使う

警察庁は、6歳以上の子どもでも、体格などの事情でシートベルトを適切に着用させることができない場合は「チャイルドシートを使用しましょう。」と呼びかけています。年齢だけで外してしまわず、ベルトが首やおなかにかかっていないかを確認しましょう。

なお、チャイルドシートを使わなかった場合の違反点数は、今回確認した警察庁のページには書かれていなかったため、この記事では触れません。

👶 子連れ帰省の準備チェック

  • 6歳未満の子ども全員分のチャイルドシートがあるか(帰省先で乗る車の分も)
  • 6歳以上でも、シートベルトが体に合っているか
  • 携帯トイレを子どもの分も含めて多めに。目隠しになるブランケットも
  • 飲み物・食べ物は、立ち往生も考えて余分に(JAF Mateは温かい飲み物や高カロリーの食べ物を挙げている)
  • 毛布や防寒着を、子どもの分まで車内に
  • スマホのモバイルバッテリー(連絡手段の確保)

チャイルドシートの選び方はチャイルドシートおすすめ5選|R129、長い移動中の過ごし方や乗り物酔い対策は子どもと長距離ドライブ|乗り物酔い対策までで紹介しています。

タピ
タピ

実家の車で出かけるときのチャイルドシートも考えておかないと。

ドラ
ドラ

そこは忘れがちだね。帰省先で車に乗る予定があるなら、積んでいくか、向こうで用意できるか、事前に確認しておこう。

雪で立ち往生したら|一酸化炭素中毒に注意

いちばん避けたいのが、雪で車が動けなくなる立ち往生です。このとき特に危ないのが一酸化炭素(CO)中毒です。マフラー(排気口)が雪で埋まると、排気ガスが車内に入ってくることがあります。

JAFのテスト:マフラーが埋まると約22分で1,000ppm

JAFは、エンジンをかけた車のまわりに雪を積み、車内のCO濃度を測るテストを行っています(2015年2月、北海道旭川市)。結果は次のとおりです。

条件 車内のCO濃度(JAFのテスト)
対策なし(マフラーまわりが雪に埋まった状態) 16分で400ppm。その6分後に測定器の上限1,000ppmに
マフラーまわりを除雪 テスト中ほとんど検出されなかった
窓を約5cm開けた 5分で100ppm台。約40分で400ppm、その後800ppm台に

※JAFユーザーテスト「クルマが雪で埋まった場合、CO中毒に注意」より。

注目したいのは、窓を少し開けただけでは安全とはいえないことです。JAFは、内気循環にしていても車体のすき間から排気ガスが入ることや、まわりの雪・風向き・エアコンの設定で結果が変わることも指摘しています。テストで安全だった条件が、実際の場面でも安全とは限りません。

立ち往生したときの行動(JAF Mateの案内)

  1. 状況を確認する:ラジオ、ドラぷら、カーナビなどで、雪の状況と立ち往生の範囲を確かめます。無理に車を動かさず、自力で脱出できるか判断します。
  2. 助けを呼ぶ:高速道路には1kmごとに非常電話があります。キロポストの数字や目立つ目印で場所を伝えます。携帯電話なら道路緊急ダイヤル「#9910」か110番です。
  3. エンジンは原則切る:暖房のためにかけるなら、マフラーまわりをこまめに除雪し、換気しながらときどき使います。燃料の節約にもなります。
  4. 完全に埋まったら必ずエンジンを切る:雪には断熱効果があり、エンジンを切っても車内の温度はそれほど下がらないとされています。
  5. 運転者は原則として車内に:雪の積もった本線を歩くのは危険です。体調が悪いなど緊急のときは、巡回中のNEXCO職員に伝えるか、#9910に連絡します。

JAF Mateの特集(2026年1月2日)も、「マフラー付近を常に除雪することが必要です。」、「除雪が難しい場合や、仮眠をしようとする場合にはエンジンは必ず切ってください。」と書いています。寒さはエンジンに頼らず、防寒着・毛布・寝袋でしのぐ準備をしておくことが大切です。

⚠️ 立ち往生でやってはいけないこと

  • マフラーが雪に埋まったままエンジンをかけ続ける
  • 窓を少し開けたから大丈夫と思いこむ(JAFのテストでは窓約5cmでも濃度が上がった)
  • エンジンをかけたまま仮眠する
  • 雪の積もった本線を歩いて移動する

スタックしたときの脱出手順は雪道でスタック・立ち往生したら|脱出手順5ステップと一酸化炭素中毒の防ぎ方でくわしく紹介しています。

タピ
タピ

窓を開けていても危ないなんて、知りませんでした。

ドラ
ドラ

だからこそ「原則エンジンは切る」「かけるならマフラーまわりの雪をこまめにどける」が大事なんだ。毛布や寝袋を積んでおけば、エンジンに頼らずにすむよ。

時期別・帰省ドライブ準備チェックリスト

ここまでの内容を、いつやるかの順番でまとめました。印刷やスクリーンショットでチェックに使ってください。

時期 やること
11月中 スタッドレスの溝(新品の50%以下でないか)と空気圧を確認/チェーンを用意して装着を練習/バッテリー・オイル・ウォッシャー液・冷却水・ワイパーを点検/チャイルドシートの数とサイズを確認
渋滞予測の発表後(昨シーズンは11月26日) NEXCO各社の予測でピーク日を確認し、出発日・時間を決める/休日割引が適用されない日を確認
出発の数日前 帰省ルートの天気・大雪の予報を確認/峠やチェーン規制区間を通るか確認/携帯トイレ(最低10回分・人数分)、毛布・寝袋、飲み物・食べ物、モバイルバッテリーを積む/スコップ・ロープ・ブースターケーブル・長靴・懐中電灯・スノーブラシ・解氷剤を積む
出発当日 ドラとら・ドラぷら・iHighwayなどで最新の交通情報を確認/燃料は早めに入れておく/大雪の予報なら出発をずらす・迂回する
走行中 早めにSA・PAで休憩/燃料は早め早めに給油/車間距離を広めに/情報確認はSA・PAで
立ち往生したら 原則エンジンを切る/かけるならマフラーまわりを除雪して換気しながら/#9910か110番、非常電話で連絡/運転者は車内に

※この記事で紹介したNEXCO中日本・NEXCO東日本・JAF・警察庁の情報をもとに編集部が整理。

よくある失敗と注意点

⚠️ 年末年始の帰省ドライブで気をつけたいこと

  • 「4WDだから冬用タイヤはいらない」:冬用タイヤ規制では、4WDでも冬用タイヤかチェーンがないと走れない(NEXCO中日本)
  • 「スタッドレスならどこでも通れる」:チェーン規制の区間では、スタッドレスでもチェーンが必要
  • チェーンを積んでいるけど付けたことがない:事前に装着を練習しておく(NEXCO中日本)
  • チェーンを路肩で付け外しする:チェーン着脱場を使う
  • 燃料ぎりぎりで走る:冬道は燃料が早く減る。早め早めに給油
  • 携帯トイレを積んでいない:JAF Mateは最低10回分。トイレや水分のがまんはエコノミークラス症候群の一因にも
  • 立ち往生中にエンジンをかけっぱなし:マフラーが埋まると一酸化炭素中毒の危険
  • 走行中にスマホで渋滞を確認:運転中の操作は法律で罰せられる。SA・PAで
  • 6歳以上だからとチャイルドシートを外す:ベルトが合わなければ使用を(警察庁)

よくある質問

2026-27年の年末年始の渋滞予測はいつ発表されますか?

2026年11月4日時点では、まだ発表されていません。昨シーズン(2025-26年)は、NEXCO東日本(関東支社)とNEXCO中日本がいずれも2025年11月26日に渋滞予測を発表していました。発表後は各社のプレスルーム・ニュースリリースで確認でき、当日の交通情報はドラとら、ドラぷら、iHighway中日本などで確認できます。

昨シーズンの年末年始はいつが混みましたか?

NEXCO東日本(関東)の予測では、上り・下りとも1月2日(金)が最も混雑するとされていました。NEXCO中日本の速報(2026年1月6日)では、渋滞のピークは下りが12月26日・12月29日・1月2日、上りが1月2日でした。曜日の並びは年によって変わるので、今シーズンの予測を確認してください。

スタッドレスタイヤを履いていればチェーンはいりませんか?

冬用タイヤ規制ならスタッドレスタイヤで通れますが、チェーン規制の区間では、スタッドレスタイヤなどの冬用タイヤを履いていてもチェーンを付けなければ走れません(NEXCO中日本)。峠を越える帰省ルートなら、チェーンも積んでおきましょう。

4WDなら冬用タイヤ規制でも走れますか?

走れません。NEXCO中日本は「四輪駆動車でも冬用タイヤまたはタイヤチェーンを装着していない車は走行できません」と説明しています。

携帯トイレは何個くらい積めばいいですか?

JAF Mateは、車内でも用を足せるよう携帯トイレを最低10回分積んでおくよう案内しています。別の記事では内閣府(防災担当)の目安として1人1日5個を紹介し、立ち往生が24時間以上続く可能性を考えて多めに用意するよう勧めています。家族の人数分を考えて用意しましょう。

雪で立ち往生したら、エンジンはかけていてもいいですか?

JAF Mateは、原則としてエンジンは切っておくよう案内しています。暖房のためにかける場合は、マフラーまわりの雪をこまめに除雪し、換気しながらときどき使います。車が完全に雪に埋まった場合や仮眠をとる場合は、必ずエンジンを切ります。JAFのテストでは、マフラーまわりが雪で埋まった車は約22分で車内のCO濃度が1,000ppmに達しました。

子どもは何歳までチャイルドシートが必要ですか?

道路交通法第71条の3第3項で、6歳未満の幼児にはチャイルドシートの使用が義務づけられています。警察庁は、6歳以上でも体格などの理由でシートベルトを適切に着用させることができない場合は、チャイルドシートを使うよう呼びかけています。

タピ
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渋滞予測は11月下旬ごろをチェック、冬用タイヤとチェーン、携帯トイレと毛布、チャイルドシート。だいぶ整理できました!

ドラ
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それで準備はばっちりだね。あとは出発前に最新の交通情報を見て、大雪の予報なら予定をずらす勇気も持っておこう。気をつけて帰省してね。

まとめ|予測を待ちつつ、雪と家族の備えは今から

2026-27年の年末年始の渋滞予測は、11月4日時点ではまだ発表されていません。昨シーズンは11月26日に出ていたので、発表されたらNEXCO各社の公式サイトでピーク日を確認し、出発日を決めましょう。昨シーズンは1月2日前後に混雑が集中しました。

予測を待つあいだにできるのが、雪と家族への備えです。冬用タイヤ規制は4WDでも冬用タイヤかチェーンが必要で、チェーン規制はスタッドレスでもチェーンが必要。スコップ・ブースターケーブル・防寒具・携帯トイレ(最低10回分)・毛布・飲み物と食べ物を積み、燃料と休憩は早めに。6歳未満の子どもにはチャイルドシートを忘れずに。そして立ち往生したら、原則エンジンを切り、マフラーまわりの雪をどけることを家族みんなで覚えておいてください。

この記事を書いた人|クルマ旅ナビ編集部(運営: Miyabi)
日本在住の運営者Miyabiと編集部が、メーカー公式情報・各ECサイトのレビュー・専門メディアの公開情報を調査して執筆しています。実機検証を行った記事ではその旨を明記します。 コンテンツ制作ポリシー

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